相手との境界線と、そのとらえ方

ゲシュタルト療法の創始者、フレデリック・パールズはワークショップで次の詩を読むことを好んだそうです。

わたしはわたしのことをやる
あなたはあなたのことをやる
わたしはあなたの期待に沿うために
この世に生きているわけじゃない
あなたはわたしの期待に沿うために
この世に生きているわけじゃない
あなたはあなた、わたしはわたし
だけど、もしわたしたちが偶然出会い
お互いに必要とするなら
それはとても素敵なこと
しかし、もしそうじゃなければ
それはまた素晴らしいこと

「ゲシュタルトの祈り」より

ときどき、この詩を読み返して、味わってみるのですが、5年前は次のような感想を書いていました。

自分が変わると、とらえ方も変わる

こんな風に言えるようになるためには、「絶対にこれだけは負けない」という武器を持たなければならない。
そうでなければ、必ず流されてしまうだろう。あるいは甘えてしまうだろう。
だからこそ、一心不乱に一剣を磨くことが大切。

(5年前のぼく)

正しいことを言っているようですが、なんだか息が詰まるような感じがします。

そんなことを忘れていて、今日また感想を書いたのですが、こんな感じに変わっていました。

相手とちゃんと境界線を引くこと。
その上で、できることはやってあげる。
甘えられるところは甘えてみる。

そのために、まず自分を大切にすること。
自分を思いやること。
自分に優しくなること。
自分を甘やかすのではなく、
自分をねぎらうこと。

そうすると、やる気がわく。
人と関われるようになる
さまざまなことに挑戦できるようになる。

そして、自分と仲良くなれるし、
やがて人とも仲良くなれるはず。

(今日のぼく)

変わるものだなあ。
今日ももうひとりの自分と仲良く、手を取り合って生きていきます。